あらすじ
時は19世紀末。
中国・紫禁城に、皇帝の証とされる“龍玉”を狙った窃盗団が押し入る。
龍玉の番人チョン老人は、謎の英国人に暗殺され、
娘のリン(ファン・ウォン)に龍玉の奪還を託す。
同じ頃、アメリカ西部の保安官チョン・ウエン(ジャッキー・チェン)に1通の手紙が届く。
それは父の死を知らせる妹リンからの訃報だった。
父の敵を討つべく、ウエンは相棒のロイ・オバノン(オーウェン・ウィルソン)とロンドンに乗り込み、
犯人を捜し始める。だが事件の背後には、大英帝国の王位を狙う恐るべき陰謀が潜んでいた…。
解説
キング・オブ・アクション・エンターテイメント―ジャッキー・チェン。
その映画活動30周年を祝う本作は、ジャッキー印のアクロバティック・アクションが目白押しの冒険活劇。
中国を離れた主人公が西洋の猛者や悪党と凌ぎを削るというストーリーは、
正しくジャッキーの映画人生を地で行くもの。
見せ場のアクションも、切れ味こそやや衰えた感もあるが、誰にも真似できない独創性で勝負。
手近な小道具を使った即興アクションは、まるで新手のダンスを見るかのような楽しさだ。
敬愛するロイドやチャップリンへのオマージュから、
今や語り草となった80年代の伝説的スタントのセルフ・パロディまで、
とにかくファンを飽きさせない作りには、第一人者の貫禄すら漂う。
その偉大な足跡と映画への愛が散りばめられた集大成だ。
感想
この作品は「シャンハイヌーン」の続編だったんですね。
観てはじめて気がついた(笑)
まぁ、前作を観ていてもいなくても、
話的には問題なく観れると思いますが、
逆に観てない方が良いかも・・・
相変わらずのジャッキーのアクションはワイヤーアクションとか見慣れたいまでも見応えあります。
逆に「すげぇ」とか思っちゃいますね。
でも、むか〜し観た「蛇拳」や「酔拳」みたいなインパクトは・・・
まぁ、それだけ私も大人になっちゃったのかな?
ジャッキーが好きな人なら観ても良いと思いますよ。
でも、ハードなアクションを求めてる人には、
若干ヌルいかも?
龍玉・・・に見てください