日本でのコーチングの始まり
日本に「コーチ」が入ってきたのは、1997年のことです。
マネジメント分野のコーチを育成するためのプログラムをコーチ21がスタートしましたが、当時はごく一部の人にしか認知されていませんでした。
企業がコーチングに着目したのは2000年頃からで、管理職のための部下指導、人材育成のためのコーチング研修として採用し始めました。
そして2002年頃より病院や福祉介護施設で、2004年頃より自治体、教育委員会や各種学校でも採用されました。
いずれも管理職やリーダーによる、部下や後輩に対しての「上司部下型のコーチング」が主でした。
日本での知名度
日本では コーチングの講座というと 聞くスキルとかティーチングではなく質問をしてコーチングをやり 部下への人間関係 周囲の人とのコミニュケーションを良くするという認識のほうが 強いと思います
書店に行けばコーチングと題名に入った本が日本全国で売られています。
その中身はコーチングのスキルを身につけましょうという内容の方が多いと感じています
そこで企業の中で 研修をうけたことがある 一般の講座でコーチングを習ったことがあるといわれます
実際は 私が住む地方の方ではプロコーチとして仕事をしているかたは少数です
東京では プロコーチとして活躍している方も多数おられて つながりのある方にとってはメジャーな存在です、ただまだ聞いたこともないと言われることも多いそうです。
日本での実績
さらに最近では、単発の一時的な導入ではなく、継続的にコーチングを導入する企業が増えてきています。
これは、実際にコーチングによってもたらされる利益が大きいことを、企業・組織が実感し始めているからに他なりません。
ある大手飲料会社では、3,000名を超える全社員のうち、10%の社内コーチ育成を通じた組織風土改革を目指して、コーチング・プログラムを導入。
3ヵ年計画の1年目に早くも成果は表われ、業界シェアが上昇。
ある飲料会社の販売店で、売上下位販売店を指導する必要が出てきました。
調査により実は、販売員が辞めていくのはマネジャーのコミュニケーション能力の低さが原因であることが分かり、
より高いレベルで販売店マネジャーの指導力を発揮させるため、コミュニケーションに特化したコーチングを導入しました。
成果指標として、離職率を設定したところ、52%だった離職率が3年後には6%にまで改善されました。
アクセンチュア株式会社 アメリカンファミリー生命保険会社 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
SMBCコンサルティング株式会社 SMBC日興証券株式会社 NECロジスティクス株式会社
岡三証券株式会社 コーチ・ジャパン合同会社 株式会社西京銀行 住友電設株式会社
相鉄ホテル株式会社 ソニー生命保険株式会社 第一生命保険株式会社 大同生命保険株式会社
大日本印刷株式会社 宝印刷株式会社 株式会社D2C 東芝エレベータ株式会社
ニチモウ株式会社 日本アイ・ビー・エム株式会社 日本サムスン株式会社 日本生命保険相互会社
他 コーチング導入企業多数
日本での必要性
日本で まだ導入していない会社 個人が多いのは事実です
成熟した市場 今までの繰り返しの中で成果が上がらない個人にも
現在の潜在的能力 資源の活用をするために
さらに個人の能力の向上
世界の市場を相手に仕事をしないといけない経済状況において
企業 個人が次のステージに上がるためにも
必要性を感じる方が増えています
現在の日本が抱える ストレス社会に対しても 捉え方かたを変えることが求められています
全ての方が抱える問題の根本は 人間関係だとも言われます
全ての人が人間関係の中でしかいられません
人間関係の秘訣を 学ぶことは それから一生役立つ結果が得られます。